
本棚だけでなくクローゼットやラック、サイドテーブルの上など、家のいたるところに置いてしまいがちな本。増加しすぎると読みたい本が見つからなかったり、探すのに時間がかかったりします。
欲しい本をすぐに手にできるようにするには、把握できる量に絞り、本棚で一括管理するのがおすすめです。そして、愛着のある本はきれいな状態で保管したいもの。置き場所にも気を配りたいところです。
現在持っている本を整理し、本棚の位置を変えれば本と向き合う時間がもっと充実するはず。そのためのポイントを3つの面からご紹介します。
目次
1.本棚を置く前に整理したいこと
1.1.本の量と大きさの把握と整理
1.2.場所を取らない効率的な本棚を選ぶ
1.3.動線を干渉しないか確認する
2.最優先にして考えたいこと
3.設置場所の決め方のポイント
3.1.家族が集まるリビングに設置
3.2.個人の各部屋に設ける
3.3.家族の共有スペースに置く
4.本棚を置くときの注意点
5.まとめ
1. 本棚を置く前に整理したいこと
本に刺激をもらいながら本棚のある暮らしを楽しむには、適度な本の量と生活を妨げない本棚の大きさや位置にこだわりましょう。
1.1 本の量と大きさの把握と整理
はじめに取り掛かりたいのは、家の中にある本をすべて集めてどのくらいの数があるのかをつかむことです。処分の対象になる本を見つけるための大事なステップなので、部屋の中を隈なく探します。
その次にジャンル分けをします。漫画や文庫本、ビジネス書にレシピ本などさまざまな分野の本があるかもしれません。分類しておくと整理した上で本棚へ戻せるため、欲しい本が探しやすくなります。
漫画や文庫本はサイズが小さめですが、雑誌はA4、A5サイズと大きめです。ジャンル分けをすると、どの大きさの本がどれだけあるのかを同時に把握できます。
最後は処分する本を探すステップです。これはタイトルを見て瞬間的に選別しましょう。判断基準は人それぞれですが、1つの目安となるのは手に取る頻度です。
1年間に1度も読まなかった本は、生活や仕事、嗜好の変化により必要がなくなったり、興味を失ったりしている可能性があります。
特に内容が思い出せない本は、自分の関心から外れていると考えられます。たとえ心に残った本でも、定期的に読み返していなければ処分の対象に加えてもよいでしょう。電子書籍化されていれば場所を取らずに再購入もできます。
1.2 場所を取らない効率的な本棚を選ぶ
家にある本の量とその大きさを把握できたら必要な本棚の大きさがわかります。手持ちのもので対応できなければ購入も検討しましょう。
このとき確認したいのは、本棚の収納力だけでなく奥行きや棚板の数です。しまう本のサイズに合った奥行きや高さの棚を選ぶのが基本。棚板の数が豊富で、高さを変えられる本棚なら多数の本を収納できます。
小さい床面積でも収納力が欲しいなら背の高い本棚がおすすめ。狭い部屋でもたっぷりの収納力を確保できます。ただし、圧迫感が生じるため背板のないオープンタイプを採用するとよいでしょう。
本専用ではない大型のシステム棚も狭い部屋に向いています。棚板の数や幅を自由に決められ、他のアイテムを収納しつつ、さまざまな大きさの書籍を片付けられるからです。小さい収納をいくつも足すよりも1つにまとめた方が収納の総面積が減り、結果的に部屋を広く使える場合もあります。
回転式のタワー状の本棚はスペースを取らずに大量の本をしまいたいときに便利です。置く場所がないときでも部屋の隅のデッドスペースを活用できます。文庫サイズに対応したものが多いので、事前に奥行きを確認しましょう。
スライド式の本棚は手前と後部の2層構造で、通常タイプに比べて1.5倍程度の本の収納が可能。高さを抑えても多くの本が片付きます。
高さが腰程度の横に伸びた形状の本棚は、背が低いため小さなお子さんでも出し入れしやすいのが魅力。広い床面積を取っても圧迫感を生じにくくなっています。
奥行きが浅いスリムタイプは文庫や漫画をメインに所有している方にぴったり。場所を取らずに狭い空間にも置けるのがメリットです。
本のサイズと量によって適した本棚の大きさは異なります。狭い部屋でも効率的に片付く形状を選ぶのがコツ。購入するときは棚板の耐荷重についても確認しましょう。
1.3 動線を干渉しないか確認する
人がスムーズに通るために必要な幅は約60cm。家族がすれ違う際には90~120cmのゆとりを考えなければなりません。
動線は部屋の中の移動だけでなく、ほかの部屋からの出入りも含まれます。毎日過ごす家なのでストレスなく歩けるように配慮しましょう。
2. 最優先にして考えたいこと
本棚を新たに購入する場合の最優先事項は、設置場所まで運び入れられるサイズがどうかの確認です。エレベーターや玄関、階段を通り部屋まで移動させなければなりません。背の高い本棚を運ぶときは何かと大変なのでチェックしましょう。
そして、部屋に置いた際に違和感がないかどうかもシミュレーションします。毎日の生活空間なので設置により圧迫感が生じないか、差し込む光を遮らないか、狭く感じないかなどをイメージし、場合によってはコンパクトな本棚に変更します。
3. 設置場所の決め方のポイント
本棚は本を読む場所に設置すると便利です。さまざまな場所が考えられますが、どこに置くのがよいかは本の総数や家族のスタイルによります。
3.1 家族が集まるリビングに設置
くつろぐリビングで読書をするのが習慣ならば、出し入れしやすく適した場所です。家族それぞれが興味を持つ本が集まるので、一人ひとりの思考や関心事がうかがえるほか、新たな本と出会う機会に。好きな本を飾りインテリアの一部として楽しみたい方にも向いています。
しかし、家族分の本が集まるため収納が大きくなり部屋が狭くなる場合も。収納スペースを1人ごとに割り振らなければ探す本が見つかりにくく、数をコントロールしにくいデメリットがあります。
置き場所としては窓のそばを除外した壁面が向いています。リビングダイニングの間に置き、空間を分ける機能を兼ねる使い方もできます。
3.2 個人の各部屋に設ける
家族の本の総数が多いならば、寝室や書斎、それぞれの個室に本棚を置くのがおすすめです。寝る前に本を読むなら寝室が適し、転倒の恐れがない背の低いものを選びます。
書斎に置くならば、壁に向かって机と本棚を並べるのがおすすめ。大型の本棚を置いても部屋の中心部分が空くので、ゆったりと感じられます。出し入れがしやすいよう机と本棚は離さないで設置します。個人の部屋にレイアウトすると、本が増えても処分を促しやすいのがメリットです。
3.3 家族の共有スペースに置く
家族が通る通路や共有のワークスペースに本棚を設けるのも一つのアイデア。リビングではなくても家族同士が読んでいる本に興味を持つ場を作れます。お子さんに読ませたい本を何気なく置いてみてはいかがでしょう。
幅に余裕があり通行の邪魔にならなければ問題なくレイアウトできる場所です。圧迫感が気になるなら背の低いタイプを採用しましょう。
4. 本棚を置くときの注意点
本の置き場所として避けたいのは日当たりのよい場所と窓際です。直射日光により色あせをおこしたり、結露によるカビが生えたりして本を傷めるためです。
また、地震が頻発する日本では転倒の予防も重要です。忘れがちな注意点ですがケガを防止するために対策しましょう。ホームセンターなどで販売されているつっぱり棒になった固定器具やジェルマットなどを使います。本が落下しないように滑り止めテープを併用するとよいでしょう。
マンションにお住まいの方の注意点として、本棚のような重い家具を置くとフローリングがへこむ可能性があります。特注サイズの大きな家具を置く場合は注意が必要です。
「FURMETURE」の「SIMPLE MULTI BOX」はサイズやカラーを自由にカスタマイズできるボックス。本の大きさにぴったりと合う本棚が作れます。たとえ、本の冊数が増えても量に応じてボックスをプラスできるのが魅力です。
5. まとめ

本棚を買う前には、まず書籍のジャンルや大きさ、数などを把握しましょう。量に応じて本棚の大きさを導き出し、設置したい位置が生活動線を干渉していないかを確認します。
本の量が少ないならばリビングに、多いならば各部屋に片付けられないか検討します。置く場所がない場合は廊下なども候補に含めましょう。家族の本が集まるので互いの関心がわかりおすすめです。
